研究課題
若手研究(B)
乱用薬物の拡散を抑止するため、現場で行える新しい同定法の開発が求められている。表面増強ラマン分光 (SERS)は、金属ナノ粒子を用いた高感度な手法である。本研究では、SERS用いて様々な乱用薬物に適用し、その有用性を評価した。その結果、様々な乱用薬物について、高い増強効果が認められた。薄層クロマトグラフィーや固相抽出を組み合わせることで、良好なSERSスペクトルを取得できた。
法化学