研究課題
若手研究(B)
高ひずみ速度の繰返し負荷に対する耐久性評価とその損傷診断技術の開発のための基礎研究として,超音波法によるギガサイクル疲労試験を実施し,疲労過程で生じる微小き裂から主き裂に移行する過程を非破壊的に捕らえる手法を検討した.オーステナイト系ステンレス鋼SUS316Lの溶体化処理材及び冷間圧延材に対して,室温及び約250度でのギガサイクルまでの疲労データを構築すると共に,疲労試験中に観測された破断直前の急激な温度上昇のメカニズムについて実験的・解析的に究明した.
機械材料・材料力学