研究課題
若手研究(B)
本研究では,テザー回収・進展時のシステムの運動を対象として,長さ変化,大変形を伴うテザー・剛体系の運動を考えた.テザーの長さ変化に関しては,スパゲティプロブレムのモデル化手法を用い,テザー後端と剛体系の結合部に駆動拘束を与えることで定式化し,数値シミュレーションモデルを構築した.そして,微小重力環境を模擬した実験を行い,実験結果と数値シミュレーション結果の比較から,提案モデルの妥当性を検証した.さらに、回転エネルギを利用した制御方法を適応し、有用性について示した.
機械力学・制御工学