研究課題
若手研究(B)
永久磁石同期モータの高効率運転を実現するために必要となる最大トルク/電流制御の新しい数式モデルを開発した。電機子鎖交磁束に同期したM-T座標上での特性に注目していることが特徴である。昨今のモータ小型化と高出力化により磁気飽和の影響を無視できない場合が増えており、提案する数式モデルでは磁気飽和特性にも対応可能である。実機によるモータパラメータ測定法を確立したことから、簡易な測定で良好な運転特性が得られるモータ駆動システムを実現できる。
電気工学