研究実績の概要 |
本研究は,フィードバック制御システムや物と物が通信するM2M(Machine to Machine)システムのための高信頼かつ低遅延の無線通信を実現するプロトコル設計を目的とする.特に,近年, 貴重な無線資源・エネルギー資源の消費量を低減しつつ,信頼性・品質が高く,かつフィードバック制御システムの要求を達成可能な無線通信プロトコル設計を目的とする. 期間延長された最終年度であるH29年度では,これまでに研究してきた 無線LANに基づくCommunication-Based Train Control (CBTC)システムのための通信プロトコル・解析・特製評価等, 得られた研究成果全体を論文にまとめ,国際論文誌に発表した. 更に,M2M無線センサーネットワークを対象に本研究のアプローチの汎用化を目指した.特徴として,圧縮センシング・グラフ信号処理を活用したアクセス制御法を考案し,国際会議・セミナーで本研究の結果を発表した.
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