研究課題
若手研究(B)
体内の疾患部に効率的に集積させた磁気ナノ粒子を体表面から検出する磁気ナノ粒子イメージングは,安全かつ高精度に体内医療診断を可能とする新しい医療技術としてその開発が期待されている。本研究では,申請者がこれまで開発してきた磁気ナノ粒子の磁気特性評価法や高感度検出法を発展・高性能化し,高感度・高分解能な磁気ナノ粒子イメージングシステムを開発した。三次元的に30 mm離して置かれた50 μg(Fe)磁気ナノ粒子サンプル二個のクリアなイメージング実験に成功し,本手法の有効性を実証した。
計測工学