研究課題
若手研究(B)
本研究では、戦災復興計画標準の各種標準の計画思想の明確化と現代都市基盤、建築・都市計画法規検討への影響を考察した。特に、基盤整備において戦災復興計画標準では、街区・土地単位での調整に重点が置かれていたが、各都市の設計段階においては柔軟な対応が確認されたこと。建築・都市計画法規に対しては、戦災復興土地利用計画に即した用途区分の模索がなされ、過少宅地整備の制度化など、検討初期から重要視されていた項目の発展的検討がなされたことを明らかにした。
都市計画・建築計画