• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 実施状況報告書

イベリア半島中世都市の形成と整備に宗教勢力が及ぼした影響についての建築史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 26820274
研究機関東海大学

研究代表者

伊藤 喜彦  東海大学, 工学部, 准教授 (40727187)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードレオン / コルドバ / 都市史 / 大聖堂
研究実績の概要

当該年度においては主としてカスティーリャ・イ・レオン州レオンにおいて基礎調査、関係各所とのコンタクト、資料収集を行った。具体的には大聖堂アーカイヴ(Archivo catedralicio)、司教区アーカイヴ(Archivo diocesano)、州アーカイヴ(Archivo provincial)、市アーカイヴ(Archivo municipal)、市都市計画局、建築家協会を訪れ資料の所在についてあたりをつけたほか、刊行されているレオン都市史叢書のうちの基本文献を入手した。またコルドバにおいて大聖堂参事会の歴史家であるマヌエル・ニエト司祭、大聖堂修復建築家サンティアゴ・エレーロ氏らにインタビューを行った。これらの基礎資料・情報をベースに今後分析を進めていく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

イベリア半島全体に関する教会およびモスクと都市の形態的関係をまとめたデータベースの作成はやや遅れているが、レオンに関しては相当の文献資料と先行研究の所在を把握し、おおむね入手できてきている。次年度以降、他の都市に関する知見を広げていくことで比較分析が可能となると考えられる。

今後の研究の推進方策

次年度はコルドバ都市形成とモスク・教会との関係性をさぐる。すでに調査を進めるにあたり現地の研究者の協力を仰いでおり、短期間での効率的調査を実施したい。

次年度使用額が生じた理由

研究に必要な購入図書リストの精査に時間がかかったため

次年度使用額の使用計画

図書費

URL: 

公開日: 2016-06-01  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi