研究課題/領域番号 |
26820296
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 九州大学 (2016) 広島大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
末國 晃一郎 九州大学, 総合理工学研究院, 准教授 (10582926)
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研究協力者 |
高畠 敏郎 広島大学
梅尾 和則 広島大学
太田 道広 産業技術総合研究所
西掘 英治 筑波大学
李 哲虎 産業技術総合研究所
鈴木 孝至 広島大学
石井 勲 広島大学
藤 秀樹 神戸大学
佐藤 仁 広島大学
黒木 和彦 大阪大学
臼井 秀知 大阪大学
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 熱電変換材料 / 硫化銅鉱物 / テトラヘドライト / コルーサイト / チオスピネル / ラットリング / 金属ー半導体転移 |
研究成果の概要 |
銅ベースの鉱物であるテトラヘドライトは,その高い熱電変換性能,ガラス並みに低い熱伝導率,および金属―半導体転移のために,高い関心を集めている。本研究では,テトラヘドライトの輸送・熱特性と結晶・フォノン構造を調べた。その結果,銅原子の低エネルギーで非調和な振動(ラットリング)がガラス的な熱伝導率と相転移の発現に関係していると判った。また,テトラヘドライトの熱電性能を銅のゲルマニウムおよびスズ置換により高めた。 また,新規な熱電鉱物の探索を行った。銅をベースにした鉱物と鉱物関連物質のコルーサイトとチオスピネルがそれぞれ660 Kにおいて高い熱電変換性能を示すことを見出した。
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自由記述の分野 |
熱電変換材料,熱電物性,固体物性
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