研究課題
若手研究(B)
本研究では金属イオンと有機配位子から構成される多孔性配位高分子(MOF)の連続合成を実現するためのエアロゾル合成プロセスを開発し、そのプロセス操作因子が生成物の物性に与える影響を検討した。MOF前駆体溶液をスプレーし、その後加熱により溶媒を蒸発させることでMOF結晶を連続的に合成できることを明らかにした。プロセスにおいて加熱温度や乾燥時間、前駆体溶液の濃度や種類を変え、得られるMOFの結晶構造や粒子径などの形態、細孔構造や比表面積に与える影響を明らかにした。
化学工学