非定常圧力場の面計測かつ定量計測という二つの目的を実現する方法として、感圧塗料技術がその候補として有効である。しかしながら、感圧塗料でその計測を実現するためには、十分な時間応答性と十分な発光強度を感圧塗料が備えている必要がある。 本研究では、例えばソニックブーム現象のようなマイクロ秒オーダーで変動するような非定常圧力場を定量計測可能とするような感圧塗料の開発を目指した。この目的のため、本研究では超高速応答型感圧塗料の改良を目指し、新たな蛍光色素の候補を調査した。その結果、有力な蛍光色素の候補を見出すことができた。
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