• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

イオンエンジンにおけるスワールトルク発生機構の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26820376
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 航空宇宙工学
研究機関国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

研究代表者

月崎 竜童  国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 助教 (70720697)

研究協力者 山本 雄大  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードイオンエンジン / プラズマ / レーザ誘起蛍光法 / マイクロ波
研究成果の概要

推力軸回りの旋回トルク発生メカニズム解明のため、イオンエンジンの推力軸回りのキセノンイオンの旋回速度について、レーザ誘起蛍光法を用いて行った。旋回トルクは宇宙機の姿勢を乱しイオンエンジンの活用妨げになっている。この発生メカニズムは、従来、イオングリッドによるミスアライメントが主たる原因との学説が提唱されてきた。地上計測特有の低速イオンの影響を排除し、秒速45km/sで加速されるイオンに対して、最大70m/s程度の誤差で旋回速度を計測できる精密な測定系を構築した。これによりイオンエンジン内部の磁場で旋回したイオンがグリッド通過後も旋回速度を保ちトルクを生み出していることが初めて明らかになった。

自由記述の分野

電気推進

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi