研究課題
若手研究(B)
本研究は,塗装後の表面にプラズマを照射することで,その塗装が剥離し易くなる傾向(条件)の確認および,そのメカニズムを検証することを目的した。塗装が剥離し易くなる条件として,電源容量の大きい電源(1,200 VA)を用いて,プラズマ照射距離10 mm,照射時間1分,印加電圧12 kVの時に最も塗装が剥離し易くなった。また塗装が剥離し易くなるメカニズムとしては,プラズマの持つエネルギーが起因し,塗装内部で架橋反応が生じ,それが分子間構造に影響を及ぼしたためと推察された。
プラズマ応用