研究課題
若手研究(B)
日本の排他的経済水域には海底鉱物資源が賦存していることが知られている。本研究では、海底鉱物資源を開発する場合の課題の1つであると考えられる、鉱物を海水と混合したスラリー状で移送した場合の配管摩耗に着目し、当該摩耗量の評価手法について検討した。実験を通じて、大粒径粒子の衝突による摩耗を表現する摩耗モデルを構築し、数値計算結果と組み合わせることで、摩耗量を推定した。そして推定結果と大粒径粒子を用いたスラリー移送による配管摩耗試験結果を比較し、本手法が有効である可能性が示唆される結果を得た。
船舶海洋工学