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2015 年度 研究成果報告書

がん原遺伝子RASの活性化異変が引き起こす遺伝子サイレンシング機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26830064
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 腫瘍生物学
研究機関東北大学

研究代表者

舟山 亮  東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20452295)

研究協力者 中山 啓子  東北大学, 大学院医学系研究科, 教授 (60294972)
長嶋 剛史  東北大学, 大学院医学系研究科, 助教 (80443000)
細金 正樹  東北大学, 大学院医学系研究科, 助手 (30734347)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード転写 / エピジェネティクス / RAS
研究成果の概要

がん細胞のDNAに起こる突然変異はさまざまな遺伝子の発現パターンを変化させて、がん細胞の増殖能力や生存能力を異常なまでに活性化する。本研究では、がん細胞で最も高頻度に起こるRAS遺伝子の突然変異が細胞死を促す遺伝子の転写を抑制する分子機構を解析した。その結果、Erk2タンパク質のリン酸化酵素活性が転写抑制に必要であることを見出した。また転写が抑制されるときには、遺伝子周辺でヒストン修飾などのクロマチン環境が大きく変化するが、これは遺伝子の転写が抑制されたことが引き金となって起きていることが明らかになった。

自由記述の分野

細胞生物学

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公開日: 2017-05-10  

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