研究課題
エピゲノム変動下でレポーターが発現することを確認するために、ドキシサイクリン添加により初期化因子(Oct3/4, Sox2, Klf4, cMyc)を発現誘導可能なES細胞(Ohnishi et al., Cell 2014)にレポータープラスミドを組み込んだES細胞を樹立した。テラトーマ及びキメラマウスを作製後、リプログラミング誘導下でレポーターの発現を確認した。さらに、複数の発がんモデルマウスのES細胞に対してレポーターを導入し、マウスの樹立を行っている。
2: おおむね順調に進展している
エピゲノム変化を誘導することで、レポーターの発現が誘導されることが、テラトーマ及び、エピゲノム発がんモデルマウスにおいて観察された。さらに、複数の発がんモデルES細胞に対してレポータープラスミドの導入を行い、キメラマウスの作製に着手している。
作製されたキメラマウスを用いて発がん過程におけるレポーターの発現を時系列、及び組織学的に解析する。さらに、レポーター陽性細胞をFACS等により回収し、エピゲノム解析を行う。
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