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2015 年度 研究成果報告書

腫瘍抗原PRAMEに着目した肝細胞癌進展機構の解明とその治療標的分子の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 26830076
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 腫瘍生物学
研究機関岡山理科大学 (2015)
鳥取大学 (2014)

研究代表者

神吉 けい太  岡山理科大学, 工学部, 准教授 (10516876)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード肝細胞癌 / レチノイン酸シグナル / 悪性化
研究成果の概要

PRAMEの発現は癌の悪性度と関連することが知られている。100例の肝細胞癌臨床検体を用いた遺伝子発現解析の結果、癌部でのPRAME陽性例では臨床病期、腫瘍マーカー、再発などと関連し、癌悪性度が高くなっていた。また非癌部での陽性例では手術後の再発率が高く、生存期間が短いことが明らかとなった。PRAMEは高分化型HCCに比べ低分化型でより強く発現していた。以上の結果から、PRAMEの発現は肝細胞癌の悪性度の指標になるほか、再発を予測するマーカーとなりえる可能性が示された。
またレチノイン酸シグナルによる肝細胞癌の抗癌剤感受性増強効果について研究を行い、学会発表および学術論文として発表した。

自由記述の分野

腫瘍生物学

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公開日: 2017-05-10  

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