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2015 年度 研究成果報告書

神経線維腫症1型腫瘍における新規病態関連分子TCTPの機能・役割の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26830079
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 腫瘍生物学
研究機関熊本大学

研究代表者

小林 大樹  熊本大学, 生命科学研究部, 非常勤教員 (20448517)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードNF1 / TCTP / プロテオミクス / 翻訳伸長因子 / EF1A2
研究成果の概要

神経線維腫症1型(NF1)は神経線維種や悪性腫瘍をはじめとする、多彩な病態を示す遺伝性疾患であり、その詳細な分子機序、病態マーカー、および治療標的は報告されていない。本研究では、新規NF1関連分子TCTPのNF1腫瘍細胞内での機能を詳細に検討するため、TCTP結合タンパク質群の網羅的な同定を試みた。その結果、TCTPは翻訳、およびストレス応答に関わる因子群と有意に相互作用することが明らかとなった。特に、TCTPは翻訳伸長因子EF1A2との特異的な相互作用によって、NF1腫瘍細胞内のタンパク質合成能を活性化していることが考えられ、その機能阻害がNF1腫瘍の治療標的として有効であると示唆された。

自由記述の分野

総合生物

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公開日: 2017-05-10  

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