研究課題
高造腫瘍性ATL細胞においてAKTシグナル及びNFkBシグナルの亢進を認め、前年度はAKTシグナルに関する解析を進めた。本年度はNFkBシグナル亢進に関与する因子を同定するため、レポーター細胞(Rat-1 κB-bsrEGFP、Higuchi et al Retrovirology, 2005)を用いたfunctional screening を行った。各種培養細胞より調製したcDNAライブラリーをレポーター細胞に導入し、マーカー(blasticidin耐性遺伝子、EGFP)の発現を指標にスクリーニングを行った。RIPK2、IRAK1、TNFR1Aなど既知の遺伝子以外にこれまでNFkBシグナルとの関連が明らかではなかった遺伝子6種が同定された。
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Cancer Science
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10.1111/cas.12921