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2015 年度 研究成果報告書

脂肪細胞のTCA回路を介したエピゲノム制御

研究課題

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研究課題/領域番号 26830136
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 システムゲノム科学
研究機関東京大学

研究代表者

松村 欣宏  東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教 (20375257)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード代謝ネットワーク / エピゲノム / 生活習慣病
研究成果の概要

脂肪細胞の分化過程でクエン酸回路のα-ケトグルタル酸を合成する酵素であるIDH3の発現が上昇し、細胞内のα-ケトグルタル酸が増加することが明らかとなった。α-ケトグルタル酸の上昇は、ヒストン脱メチル化酵素であるKDM4Aを活性化し、解糖系遺伝子上のヒストン脱メチル化を促進することを見出した。これにより、解糖系遺伝子の発現が上昇し、糖代謝が亢進し、脂肪が蓄えられることが示唆された。これらの結果は脂肪細胞の分化過程において、代謝がエピゲノムを制御することを示唆する。

自由記述の分野

エピゲノム

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公開日: 2017-05-10  

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