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2015 年度 研究成果報告書

細胞外シャペロンによる細胞外蛋白質品質管理機構

研究課題

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研究課題/領域番号 26840047
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 生物物理学
研究機関福井大学

研究代表者

小澤 大作  福井大学, テニュアトラック推進本部, 助教 (60554524)

研究協力者 内木 宏延  福井大学, 医学部, 教授 (10227704)
長谷川 一浩  福井大学, 医学部, 助教 (60324159)
大越 忠和  福井大学, 医学部, 助教 (90362037)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードシャペロン / 蛋白質品質管理 / アミロイド
研究成果の概要

C反応性蛋白質(CRP)と血清アミロイドP成分(SAP)は、古典的なペントラキシンで自然免疫系を制御する分子であるが、そのシャペロン活性については未だに良く分かっていない。申請者は、CRPとSAPが、アミロイドβ(1-40)とD76N β2ミクログロブリンアミロイド線維形成を抑制することを明らかにした。興味深いことに、カルシウム存在下では、SAPは、反応初期はD76N β2ミクログロブリン線維形成を抑制し、反応後期では線維形成を促進することが明らかになった。これらの結果から、CRPとSAPは、生体内で細胞外シャペロンとして機能していることが示唆される。

自由記述の分野

生物学

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公開日: 2017-05-10  

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