青色光受容体フォトトロピンのシグナリングが細胞膜マイクロドメインで起こることを検証するため、シロイヌナズナとコケ植物ゼニゴケを用いて、フォトトロピン結合タンパク質であるBTB/POZタンパク質である、光屈性で関わるNPH3 と葉緑体運動に関わるNCH1 の解析をおこなった。これまでシロイヌナズナNPH3 がマイクロドメイン様構造に局在することがわかっていたが、本研究によりシロイヌナズナとゼニゴケ両方においてNCH1 もマイクロドメイン様構造に局在することを明らかにした。さらにNPH3 同様にNCH1 のフォトトロピン依存の青色光による脱リン酸化を検出した。
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