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ゲノム中の反復配列AmnSINE1に由来するAS021配列は、真獣類の脳梁形成に関わるSatb2のエンハンサーであることが知られている。本研究ではAS021エンハンサーの分子機構を解明するとともに、AS021欠損マウスの解析から脳梁形成におけるAS021の役割を明らかにした。さらにゲノム中の多数のAmnSINE1に対する結合因子候補を網羅的に収集した。こうしたAmnSINE1由来配列の機能解明により、哺乳類の発現ネットワークの進化の過程でAmnSINE1の機能獲得が大きなインパクトを与えてきたことが示唆された。
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