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2015 年度 研究成果報告書

サケ科魚類の回遊多型における遺伝的基盤と進化的起源

研究課題

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研究課題/領域番号 26840136
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 生態・環境
研究機関北海道大学

研究代表者

小泉 逸郎  北海道大学, 地球環境科学研究科(研究院), 准教授 (50572799)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード生活史多型 / 表現型可塑性 / 進化 / 遺伝的基盤 / サケ科魚類 / 回遊型 / 残留型
研究成果の概要

本研究では、顕著な表現型多型を示すサケ科魚類を用いて、回遊二型(降海型と河川残留型)の遺伝的基盤と進化的起源を明らかにした。サクラマス、アメマス合計384個体においてゲノム全域から約8,000万塩基サイトの配列を決定した。ゲノムワイド関連分析(GWAS)を行ったところ、降海型と残留型を区別できる遺伝子領域はわずか1-4遺伝子座のみであり、効果もそれほど強くなかった。候補遺伝子領域をニジマスのドラフトゲノムと比較したところ、ニジマスにおける候補領域とは異なっていた。これらのサケ科魚類は似たような回遊特性を持つが、各種で異なる遺伝的変異を用いて降海/残留の表現型多型を達成していると考えられた。

自由記述の分野

動物生態学

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公開日: 2017-05-10  

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