本研究課題の目的は植物の種間や品種間の葉内のCO2拡散効率を効率よく測定するシステムを確立し、大量のデータを取得しそれを基にモデルを提案することであった。またCO2拡散効率に影響を及ぼしていると考えられている主な要因として乾燥や光強度があるが、本研究では乾燥が及ぼす短期的な影響や長期的な影響について調べた。 植物の葉内のCO2拡散効率を効率よく測定するシステムはほぼ確立しており現在内容をまとめ研究論文として公表する予定である。主に研究対象としてイネを用いたが、品種の異なるイネを栽培をして同齢の植物を大量に測定することが特に困難であり公表できるデータは未だに取得できていないのが現状である。
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