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2016 年度 研究成果報告書

果肉食性昆虫と種子食性昆虫が創り出す間接効果による種子散布阻害の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26850094
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 森林科学
研究機関首都大学東京 (2016)
筑波大学 (2014-2015)

研究代表者

高木 悦郎  首都大学東京, 都市環境科学研究科, 助教 (60718675)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード生物間相互作用 / 間接相互作用 / モチノキ / モチノキタネオナガコバチ / ニホンオナガコバチ / クロガネモチ / 種子食性昆虫 / 果実食性昆虫
研究成果の概要

果実食性昆虫と種子食性昆虫が,果実の形質を変化させることによって,果実食性鳥類による種子散布を阻害するかを明らかにすることを目的とした.2014年からの3年間に,各地でモチノキの果実サンプリングと果実量推定を行った.また,近縁種や他の森林生態系における果実に関した間接効果を含む生物間相互作用の調査を行った.
その結果,1)モチノキタネオナガコバチの近縁種であるニホンオナガコバチがクロガネモチを加害することが明らかになった.また,2)ブナの堅果量と野生動物の人里への出没が夏前までの雄花序量で推定できることが示唆された.しかし,モチノキに関する生物間相互作用は,更なる継続的な研究が必要であった.

自由記述の分野

森林動物学

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公開日: 2018-03-22  

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