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2015 年度 研究成果報告書

通し回遊性・非回遊性魚類の分散・滞留に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26850125
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 水圏生産科学
研究機関国立研究開発法人水産総合研究センター

研究代表者

横内 一樹  国立研究開発法人水産総合研究センター, 増養殖研究所, 研究員 (50723839)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード通し回遊 / 耳石 / 比重 / 走光性 / 日齢 / 成長速度
研究成果の概要

本研究では、河口域において遊泳能力の乏しい仔稚魚が,分散・滞留をどのように選択しているか理解することを目指し、採集データ解析、飼育実験、耳石分析を行い広塩性魚類エツの河川内分布、仔魚の比重、走光性、成長、環境履歴について明らかにした。その結果、卵から仔魚にかけてエツは河川内を分散し、河川内に留まる期間の長さには個体差があった。仔魚は昼間に表層に分布し、鰾を小さくして魚体の体積を低下させ流れに対する抗力を減少させることで、下流への移動を抑えていると推察された。また、夜間は運動を停止して鰾の膨満により、沈降を緩やかにすることで滞在深度を維持していると考えられた。

自由記述の分野

魚類生態学

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公開日: 2017-05-10  

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