研究課題
若手研究(B)
日本の伝統的農産加工の現状と今後の可能性について、2つの観点から考察した。1)フードシステム観点からは国際化対応が求められる。海外輸出の事例分析を通じ、認知度や食習慣の壁など乗り越えるべき困難も多いが、改めて「伝統性」を見直すことやモチベーションの向上などにもつながっていることを解明した。2)コミュニティビジネス観点からは地域活性化が求められる。伝統的な品種や加工技術を軸とした事例分析を通じ、食と農業や地域社会を結び付け直す可能性を秘めていることを解明した。
経営・経済農学