研究課題
若手研究(B)
レジオネラ菌の感染により引き起こされるレジオネラ症は、死亡率が高いにもかかわらず対策が十分に行われていない。その理由として、感染制御を行うにあたり重要な情報である環境中の生態に関して不明な点が多いことがある。環境中の重要な宿主として原生生物が知られており、原生動物の一つであるゾウリムシに注目した新しい解析モデルを構築した。このゾウリムシモデルを用いた研究から、原生生物内におけるレジオネラの動態の一端(関係性、ゾウリムシ内における消化回避関連因子)を明らかにした。
細菌学