研究課題
若手研究(B)
開放血管系である昆虫において、ホルモンが体節特異的に作用する機構は不明であった。そこでカイコのベルソン氏腺をモデルとして解明に取り組んだ。後端体節のベルソン氏腺の細胞死はATG8とcaspase-3が作用することで引き起こされることを明らかとし、また体節特異的な遺伝子を多数見出した。一部はホルモンへ応答することから、これらの因子が相互作用することで体節特異的な応答を生み出していると考えられる。
昆虫生理学