研究課題
若手研究(B)
2つの浸透移行性殺虫剤,フィプロニルとイミダクロプリドが水生生物,特に水田依存性トンボ2種であるアキアカネとシオカラトンボに及ぼす影響について,実験的水田を用いて調査した。両殺虫剤の水中濃度は時間と共に検出限界まで減少したものの,土壌中では両殺虫剤とも翌年でも残留が検出された。両殺虫剤ともアキアカネおよびシオカラトンボに影響するが,その影響の程度とパタンは両殺虫剤で異なっていた。
群集生態学