研究課題
若手研究(B)
抗がん剤の働きを光刺激や放射線等の外部信号によって制御し、一方、使用するナノ粒子自体は光等の刺激によって、物理的性質を変えて柔らかくし、腎排泄させ、肝機能障害等の副作用を緩和し、高いクオリティ・オブ・ライフを達成するための次世代化学療法のベースとなりうるようなナノ粒子材料を開発し、そのナノ粒子の効率的な腫瘍への集積性の向上化技術について開発に成功した。さらに腎排泄性の向上とは異なるが、より興味深い排出性変化の性質として、腫瘍内からの排出性を制御する性質を与えることにも成功した。
医歯薬学 物理系薬学