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2016 年度 研究成果報告書

未分化間葉系幹細胞の成熟脂肪細胞への分化過程で発現変動する遺伝子の機能解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26860041
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 生物系薬学
研究機関静岡県立大学

研究代表者

山口 賢彦  静岡県立大学, 薬学部, 助教 (00632639)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード組織幹細胞 / 脂肪組織 / 核内受容体 / GPCR / 脂肪分化
研究成果の概要

脂肪組織には増殖して脂肪細胞へと分化する間葉系幹細胞 (ADSC) が存在している。本研究では幹細胞性を維持する遺伝子の解明を目的とした。
マウス脂肪組織からADSCを分取して網羅的遺伝子発現解析を行い、ADSCにて高発現する核内受容体Nr4a1/2/3を同定した。脂肪前駆細胞にNr4a1/2/3を強制発現させた結果、脂肪分化促進因子の発現が低下した。また、ADSCを播種してcAMPアナログを添加すると、Nr4a1/2/3の発現は増加し、脂肪分化促進因子の発現は低下した。以上の結果からNr4a1/2/3はcAMPによって発現が誘導され、脂肪分化を抑制することが示唆された。

自由記述の分野

生物系薬学

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公開日: 2018-03-22  

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