研究課題
若手研究(B)
ナルトレキソン塩酸塩を出発物質として、ビシクロ[2.2.2]オクテン骨格を有する4,5-エポキシモルヒナン誘導体を効率的に合成する合成経路を確立した。また、F環を有する4,5-エポキシモルヒナン誘導体で、側鎖の伸長方向および長さがオピオイド受容体親和性および選択性に与える影響を検討した結果、側鎖がF環平面上に伸長し、ベンジルアミド程度の長さを有する場合に、κ受容体に対する高い活性および選択性がみられることを明らかにした。
創薬化学