アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬を服用した患者232名(年齢62.2歳、男性50.9%)を抽出し、最小二乗法に基づく指数関数分析を用いた。家庭収縮期血圧に基づく最大降圧度は、アジルサルタン20 mgで15.3 mmHg、オルメサルタン20 mgで14.7 mmHg、テルミサルタン40 mgで13.7 mmHg、カンデサルタン8 mgで12.9 mmHg、ロサルタン50 mgで11.9 mmHg、イルベサルタン100 mgで8.2 mmHg、バルサルタン80 mgで7.9 mmHgであり、最大降圧度の95%に達するまでの日数はロサルタンで22.8日と長く、その他では4.7-11.0日であった。
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