研究成果の概要 |
哺乳類の概日時計の中枢は視交叉上核に存在する。私たちは、時計遺伝子Cryに依存してAVP発現量が低下し、発達初期にはVIPを介したネットワークが重要であることを明らかにした。(Ono et al., 2016 Science Advances)。 光ファイバーを用いて、自由行動下マウス視交叉上核からのPer1とBmal1の遺伝子発現リズム計測システムを構築し、外界の光環境を一時的に変化させた際にPer1とBmal1の位相関係が変わることを明らかにした。また培養視交叉上核では、Per1とBmal1のリズム周期が異なる事を、明らかにした (Ono et al., 2017 PNAS)。
|