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2015 年度 研究成果報告書

「血液細胞と血液脳関門構成細胞」のクロストークを標的とした脳微小出血病態の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26860177
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 薬理学一般
研究機関福岡大学

研究代表者

道具 伸也  福岡大学, 薬学部, 准教授 (60399186)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード血液脳関門 / CRP / IL-18 / IL-1β / TNF-α / 血液細胞
研究成果の概要

脳微小出血が血液脳関門(BBB)のバリア機能の脆弱化および脳血管内皮細胞上の血球接着分子と血液細胞の接着によって惹き起こされると捉え、これらに影響を与える炎症性メディエーターや抗凝固薬の抽出を試みた。(1)臨床的に脳微小出血との関連が報告されているCRPおよびIL-18はBBBのバリア機能を破綻させず、血球接着分子発現に影響をおよぼさなかった。(2)炎症性サイトカインIL-1β, TNF-αや新規経口抗凝固薬dabigatranはBBB機能を障害することから脳微小出血のリスクファクターとなり得るかもしれない。(3)血液細胞と脳血管内皮細胞の接着がBBB機能障害を増悪しうる。

自由記述の分野

薬理学

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公開日: 2017-05-10  

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