研究課題
若手研究(B)
リゾホスファチジン酸(LPA)受容体の胎生期血管形成における重要性を明らかにする目的で、非Edg型LPA受容体の二重欠損マウスを作製・解析した。血管内皮細胞に発現しているLPA4とLPA6の二重欠損マウスは全て胎生11.5日までに胎生致死となった。胎生9.5-10.5日のLPA4/LPA6二重欠損マウスの卵黄嚢は血管形成が著しく不良であり、胎仔も頭部や体節間の血管形成不良と背部大動脈の拡張が認められるとともに心嚢浮腫を伴う異常な形態であった。
分子細胞生物学