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2015 年度 研究成果報告書

新規ブロモドメインタンパクのエピジェネティックリーダー機能の解析と癌細胞での役割

研究課題

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研究課題/領域番号 26860206
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 病態医化学
研究機関東京大学

研究代表者

山口 貴世志  東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (50466843)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード分子標的治療 / 大腸がん / 遺伝子発現 / エピジェネティクス
研究成果の概要

大腸がんで発現亢進を認めるブロモドメインタンパク質BRD8は、エピジェネティックな遺伝子発現調節に深く関わっているものと考えられるが、その標的となる遺伝子は明らかになっていない。本研究では遺伝子発現データ、ChIP-seqデータ、さらにChIA-PETデータを統合解析することにより、BRD8が直接制御する49遺伝子を同定した。この遺伝子群には、がんの発生や進展に関わる重要なシグナル経路を制御する遺伝子が含まれていた。BRD8はヒストンアセチル化酵素TIP60複合体の構成因子であることから、BRD8あるいはこの複合体を標的とする治療戦略は、新たながんの分子標的薬開発に役立つものと期待される。

自由記述の分野

分子腫瘍学

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公開日: 2017-05-10  

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