研究課題
若手研究(B)
中枢神経軸索の伸長に関する2つの硫酸化糖鎖、へパラン硫酸およびコンドロイチン硫酸について、その受容体PTPσとの結合に必要な最小機能ドメインを決定した。両者とも4糖が結合可能な最小単位であったが、コンドロイチン硫酸においてはその出現頻度は稀であったが、へパラン硫酸においてはその出現頻度は極めて高いことが明らかとなった。このことから、両硫酸化糖鎖がPTPσを全く正反対に制御している仕組みが明らかになった。
生化学