研究課題
若手研究(B)
単一胃癌内の分化度の異なる部位(管状腺癌および低分化腺癌)からRNAを抽出しマイクロアレイで解析した。発現に差がみられた遺伝子をqPCRで確認、マイクロアレイと発現傾向が一致した遺伝子を形態形成に関わる候補遺伝子と考えた。その中から、管状腺癌より低分化腺癌で発現が低下していたHRASLS2 (HRAS like suppressor 2)に着目し、MKN45での安定発現株を作成したところ細胞接着・増殖形態に変化を及ぼした。
人体病理