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2016 年度 研究成果報告書

子宮内膜症関連卵巣発癌機構の新規バイオマーカーの探索と早期血清診断法への臨床応用

研究課題

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研究課題/領域番号 26860245
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 人体病理学
研究機関北里大学

研究代表者

松本 俊英  北里大学, 医学部, 助教 (10623184)

研究協力者 三枝 信  
小寺 義男  
川島 祐介  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード卵巣明細胞癌 / ショットガンプロテオミクス / Lefty / バイオマーカー
研究成果の概要

病理検体を用いたショットガンプロテオミクス法により、卵巣明細胞腺癌(OCCCa)でLeftyタンパク質が検出された。Leftyは他の組織型に比してOCCCaで有意に高発現であった。Lefty安定発現培養細胞株を作製したところ、pSmad発現量の低下と細胞増殖能の低下が認められ、また抗癌剤添加時はpSmad2を介したXIAPを抑制し、結果としてapoptosisが亢進した。OCCCa臨床検体においても、Lefty高発現症例は、高いapoptosisと低いKi-67 LIが認められた。それら結果より、LeftyはOCCCaにおいて抗腫瘍作用として機能する新規バイオマーカーである可能性が示唆された。

自由記述の分野

人体病理学

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公開日: 2018-03-22  

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