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2016 年度 研究成果報告書

肝再生および肝腫瘍形成におけるJNK経路の意義とその制御機構

研究課題

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研究課題/領域番号 26860255
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 実験病理学
研究機関旭川医科大学

研究代表者

大塩 貴子  旭川医科大学, 医学部, 助教 (80723238)

連携研究者 西川 祐司  旭川医科大学, 医学部, 教授 (90208166)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードJNK / MKK7 / 肝細胞増殖 / 肝修復
研究成果の概要

JNKの上流キナーゼMKK7は肝細胞増殖や肝再生への関与が示唆されているが,不明な点は多い.我々は肝特異的MKK7ノックアウト (KO) マウスを用い,MKK7 KOは四塩化炭素投与による傷害の程度や肝細胞増殖に影響を与えないが,組織修復を遅延させることを見出した.初代培養肝細胞をコラーゲンゲル3次元培養したところ,MKK7 KOでは樹枝状形態形成が抑制され,transgelinとplasminogen活性化因子の発現が低下した.これらの遺伝子をMKK7 KO肝細胞に過剰発現させると,形態形成能が回復した.以上より,MKK7は肝細胞の運動に関与し,肝修復を促進することが示唆された.

自由記述の分野

分子細胞生物学

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公開日: 2018-03-22  

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