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2015 年度 研究成果報告書

インフルエンザウイルスによる中心体制御機構の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26860299
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 ウイルス学
研究機関筑波大学

研究代表者

川口 敦史  筑波大学, 医学医療系, 助教 (90532060)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードインフルエンザウイルス / 中心体 / YB-1 / 核膜 / 微小管
研究成果の概要

インフルエンザウイルスゲノムの細胞内輸送に関与する新規宿主因子としてYB-1をこれまでに同定した。本研究課題では、YB-1が感染によって、中心体へと集積し、中心体の成熟化を担うことを明らかにした。これによって、細胞内の膜輸送系が活性化され、ウイルスゲノム輸送に関与するRab11陽性輸送小胞上にコレステロールが集積することを明らかにした。このコレステロールのRab11陽性細胞への集積は、細胞膜上でウイルスゲノムがウイルス粒子内に取りこまれるのに必要であり、中心体の活性制御を介して、ウイルスゲノムの輸送と粒子形成を協調的に制御していることが明らかになった。

自由記述の分野

ウイルス学

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公開日: 2017-05-10  

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