研究課題
若手研究(B)
MHV68感染において誘導される胚中心反応で、複数の抗原に反応する多分子反応性クローンが存在すること、それらが形質芽細胞分画でも認められることを見出した。特に、一過性に誘導される自己抗体価は、短寿命形質芽細胞に依存していることが明らかとなった。興味深いことに長寿命細胞では、ウイルス抗原特異的なクローンがより多く認められ、形質芽細胞の分化において、自己寛容の維持機構が存在していることが示唆された。
免疫学