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2016 年度 研究成果報告書

新規ケモカイン受容体会合分子フロントによる慢性炎症性疾患の分子制御

研究課題

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研究課題/領域番号 26860317
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 免疫学
研究機関東京大学

研究代表者

遠田 悦子  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (00589327)

研究協力者 寺島 裕也  
南木 敏宏  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードケモカイン / ケモカイン受容体 / 慢性炎症性疾患 / 関節リウマチ / FROUNT
研究成果の概要

関節リウマチなどの慢性炎症性疾患においては、ケモカインを介した白血球の過剰な集積・浸潤が病態形成に密接に関与している。本研究ではケモカインシグナル促進分子FROUNT(フロント)の関節リウマチにおける役割について解析を行った。FROUNTを欠損したマウスでは関節リウマチの発症および重症化が改善され、免疫誘導期および炎症期の双方への関与が示唆された。またマクロファージの減少と、T細胞サブセットにおけるTregの増加およびTh17の減少が認められ、関節炎に関連する免疫応答が減弱することが明らかになった。以上より、FROUNTは関節炎発症および重症化に重要な役割を担っていることが示された。

自由記述の分野

免疫生物学

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公開日: 2018-03-22  

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