研究課題/領域番号 |
26860329
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
シモンス シャンドゥア 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任助教(常勤) (60598176)
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研究協力者 |
Miyasaka Masayuki Osaka University
Takeda Kiyoshi Osaka University
Matsuno Kenjiro Dokkyo Medical University
Mochizuki Naoki National Cerebral and Cardiovascular Center Research Institute
Aoki Junken Tohoku University
Tohya Kazuo Kansai University of Health Sciences
Iida Tetsuya Osaka University
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | Spns2 / S1P / HEV / Dendritic cells (DCs) / lymphocyte migration / CCL21 |
研究成果の概要 |
我々は、S1P輸送体Spns2がS1P分泌を介してリンパ球のリンパ系への移動を制御することを明らかにするために、リンパ内皮細胞特異的Spns2のノックアウトマウスを作製した。当該マウスでは、リンパ液内のS1Pの顕著な減少、パイエル板の肥大化、リンパ節の発育不全、リンパ球の末梢リンパ節への移動の減少、高内皮細静脈の形態と大きさの異常、そして樹状細胞が高内皮細静脈の近傍に局在していないことが観察された。これらの結果はS1Pによるリンパ球の移動を制御するSpns2の重要性を示しており、内皮細胞由来のS1Pがリンパ節内の微小な局所空間での免疫細胞の動きを制御する役割をもつことを明らかにした。
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自由記述の分野 |
医歯薬学
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