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2014 年度 実施状況報告書

組織構造を考慮した3次元的なCTVマージンのシミュレーションとその評価

研究課題

研究課題/領域番号 26860405
研究機関大阪市立大学

研究代表者

堤 真一  大阪市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 病院講師 (60647866)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード放射線腫瘍学 / 放射線治療 / シミュレーション
研究実績の概要

平成26年度の計画として、研究に使用する画像の収集を行い、それに引き続きソフトウエアの作成および、シミュレーションの開始を予定していた。
まず今回ソフトウエアに使用する画像として正常のMRI画像を10例程度収集した。これらは3D計算に適するようにできるだけ薄いスライスのものを準備した。
次にソフトウエアの作成である。この研究以前に作成した2D用のシミュレーションを行うソフトウエアを元にして、3Dでの計算ソフトウエアを作成する予定であった。現在は、このソフトウエアの作成の最中である。2次元での計算量に比べて3次元での計算量は膨大であり、単純に拡張するのみでは非常に時間がかかる事は想定していた。ただ、研究用に10例の計算を行うだけでも、かなりの時間を要するため何らかの工夫が必要となった。結果に影響を与えない範囲の計算の省略がもっとも容易な方法であのためまずそれを行う事とした。この変更の後、改めて計算時間の推定を行い、さらに工夫が必要であれば計算のアルゴリズムにも再検討を加える予定である。
また平成26年度は関連する学会への出張を一度行い、現在の研究テーマにとって参考となるテーマの情報収集を行った。
上記の進捗状況で、当初の予定と比較しシミュレーションの開始が遅れているため、シミュレーションに使用する予定のワークステーションの購入等は平成26年度には行わなかった。これらは平成27年度に行う予定とした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究計画時のソフトウエアの計算量を低く見積もっていたため、当初は想定してなかった計算量を減らす工夫が必要となった。また、平成26年秋に、育児休業、育児短時間勤務を行ったため想定されていた研究時間が確保できなかった。
上記の理由により研究に遅れが生じた。

今後の研究の推進方策

やや遅れが出ているものの当初の研究計画通りに進めていく予定としている。

次年度使用額が生じた理由

研究の遅れが生じているため、ワークステーションの購入が平成27年度になったため、次年度使用額が生じた。

次年度使用額の使用計画

次年度使用額については、平成27年度に使用する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Lung cancer: a 6-field technique using lateral beams in conformal radiotherapy for bilateral supraclavicular lymph node metastases2014

    • 著者名/発表者名
      Shinichi Tsutsumi, Takuhito Tada, Tomoko Maekado, Masahiro Tokunaga, Noriko Tanaka, Ai Kobayashi, Eiichiro Okazaki, Shougo Matsuda, Masako N Hosono and Yukio Miki
    • 雑誌名

      SpringerPlus

      巻: 3 ページ: 733

    • DOI

      10.1186/2193-1801-3-733

    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2016-06-01  

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