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2014 年度 実施状況報告書

栄養メタボロームプロファイリングによる内臓脂肪蓄積に関連する代謝物マーカーの解明

研究課題

研究課題/領域番号 26860421
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

栗原 綾子  慶應義塾大学, 医学部, 助教 (40645470)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード栄養疫学 / メタボロームプロファイリング / 内臓脂肪測定 / 食事調査 / 24時間蓄尿
研究実績の概要

平成26年度は、(1)「鶴岡市民を対象とした地域コホート研究」の平成26 年度調査(ベースライン調査最終年)の参加者約300 名について、尿のメタボローム解析、新たに開発された非侵襲的内臓脂肪測定器を用いた内臓脂肪量の測定と一般的なライフスタイル状況の収集行いデータベースを構築した。これに並行して、(2)約50名を対象に食事記録調査による栄養摂取量の推定と尿のメタボローム解析を実施した。
(1)については、尿のメタボローム解析を安定した精度で測定を終え、データセットの整備まで完了し、すぐに解析できる状態に仕上げている。内臓脂肪測定についても安定的に実施済みで、データ解析をすぐに始められる状態になっている。(2)については、34名の協力者に食事調査と24時間蓄尿と随時尿の採取を行い、32名が最後まで調査に協力した。食事調査と24時間蓄尿を同時に行うことは協力者にとって負担が大きく、実施主体のサポートが重要であるが、管理栄養士チームの多大なサポートがあり、脱落が2名と集団の大きな変動はなく、安定的に調査を実施し、データセットを作成することができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

内臓脂肪測定、尿中代謝物マーカーの測定を安定的に行うことができたため。また、食事記録調査と24時間蓄尿についても、集団の大きな偏りが発生することなく情報収集が完了したため。

今後の研究の推進方策

研究計画通り実施予定。

次年度使用額が生じた理由

未使用額の発生は、購入予定であった分析消耗品について、物品調整を行うため、部分的に翌年度にまとめて消耗品購入することにしたためである。

次年度使用額の使用計画

物品調整自体は全体の計画に影響を与えるものではなく、翌年度にまとめて購入することとしたため、計画は予定通り進める。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 地域在住者における肥満と血漿中メタボロームの関連2014

    • 著者名/発表者名
      栗原綾子
    • 学会等名
      第61回日本栄養改善学会学術総会
    • 発表場所
      第61回日本栄養改善学会学術総会(横浜)
    • 年月日
      2014-08-20 – 2014-08-22

URL: 

公開日: 2016-06-01  

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