低出生体重児を予防するための妊娠中の介入に関する系統的レビューとオーバービューレビューを実施し、妊娠中の介入で低出生体重児に有効な介入を明らかにした。人口レベルのデータ解析は、30年分の人口動態調査の出生票を分析し、増加している低出生体重児の要因を分析し、若い年齢の女性のリスクが増加していること、早産よりも正期産の低出生体重児の割合の方が多いことを明らかにすることができた。また、1979-2010のの出生票と死亡票・死産票をマッチングさせたデータベースを用いて周産期死亡率のリスク要因を分析したところ、周産期死亡率に関連していたのは、低出生体重児、早産、過期産、貧困と非雇用の世帯であった。
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